39´sファイル

どーでもいい最高の思い出話し

ヒーロー~憧れました~

運動が出来る人

勉強が出来る人

楽器が弾ける人

異性にモテる人

世の中にはそれらのエキスパート的な人が

たくさんいてそれらの能力を駆使して

現代社会をサバイブしてる

「かっけー」人がいる事を

当時の僕はあまり理解してなかった。

そういうエキスパートが

まわりに居なかった事もあり

誰かに憧れるという事がなかった。

そして

ヤりたい事といえばギャルとの交尾ぐらい

特にやりたい夢とか成りたい目標もなく

人生って何となく過ぎてくモノだと勘違いしてた。

周りのせいにしたくないが

今、考えても周りのせいにしたくなる節はある。

それ以上に自分のせいなのだが・・・

義務教育、高校と何となく楽しかった。

大阪の大学でも授業は出なかったが

難波のクラブに入り浸ったり

先輩が合コンや飲み会に連れてってくれたり

それなりに楽しかったが退屈だった。

刺激的といえば

後の大阪編で語るであろう

門真のクリスタルビルでのバイトぐらいだった。

 

ルームシェアの1人に僕がそれまでに

出会った事のない「エリート」がいた。

それがヒロである。

東京で産まれ東京育ち「青学」を卒業し

海外生活をしたくてオーストラリアに来たものの

3ヶ月後にはスペインに行くらしい。

ビジネスマンに必要なスペイン語を学ぶ為。

すでに英語はペラペラでルークの訛った英語を

馬鹿しつつも仲良くしてる。

見た目はスタイリッシュで髪型はドレッド。

しゃべり方と内容も知的的でクール。

趣味はヒップホップのクラブDJ。

ゴールドコーストのクラブでもまわしてた時に

よくメンバーで遊びに行った。

正直、産まれて初めての衝撃だった。

「この人かっけー」って

めちゃくちゃ憧れました笑

ヒップホップにはまり

Menace ll  Societyという映画をひたすら観た笑

ヒロに出会い将来を考えて行動するという

至極当たり前の事を学んだ当時の僕。

その後、2回程

スペインからの手紙のやり取りをした後

疎遠になってしまったが

僕の人生の中でインスパイアされた1人である。

現在もヒロというツレがいるのだが

そいつにもインスパイアされる事を

当時の僕はまだ知らない。

次回へ