39´sファイル

どーでもいい最高の思い出話し

Let's go~サクになりました~

オーストラリアはブリスベン州のゴールドコースト

そこの一角にあるプリンセスプラザの7階

そこに初対面で言葉の通じない少年が2人。

ルークは何故かステレオからテクノを流しだした。

良く見るとステレオ横にはアンプ、

部屋の5箇所にはスピーカーが設置されてる。

ルークの手にはボングとポット!

着火ライターで勢い良く吸い込むと手渡してきた。

同じ様に一気に吸い込みゲホゲホ咳き込むと

ルークはケラケラ楽しそうに笑ってた。

 

僕の【さく】というニックネームは

ルークが名付け親みたいなもの。

本名「しゅうさく」をルークは「すーさく」(笑)

「しゅう」が発音出来ないので

【さく】と呼び出したのがきっかけで

それ以降、

僕は【さく】として、人生の大半を歩む事になる。

ちなみにルークはマクドナルドも発音出来ない。

音楽に合わせながら踊りながらも丁寧に

ゆっくり話しかけてくれる異国の同居人に

友好的な気持ちを持ち、

何とかこちらも話そうとするのは

自然な流れだったと思う。

うるさいぐらいのテクノミュージックの中

たどたどしい会話を楽しんでるとルークは

突如立ち上がり叫んだ

「レッツゴ」

ドアを開け着いて来いジェスチャー

よく分からないまま、着いていったのだが

とりあえずコーラ2本とバカルディラムを買い

ペットボトルコーラを半分飲んだ。

もう1本を渡され同じ様に飲むと

そこにラムをいれてきた。「えっ?笑」

オーストラリアは外でアルコールを飲めないので

このやり方をしたらしいのだが、

ルークの片手にはバカルディラムのボトル(笑)

ビーチに着き服を来たまま海に突っ込んだと思うと

ビーチに大の字で寝転んだまま

「レッツゴ」

観光地の町並み15分素敵なビーチに5分

20分程で終わった現地の少年による観光終了。

帰宅したかと思うと着替えろとの事。

シャワーを浴び、着替え終わり一服すると

「レッツゴ」

フッ軽の極みみたいな奴。


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どうやらダンスのクラブに行くらしい。

セキュリティチェックしてる列を無視して

セキュリティのイカつい軍人に話しかけると

爆音鳴り響くフロアに案内してくれた。

ここでも音に合わせて踊りまくってるのだが 

良く良く見るとメチャクチャダンスが上手い。

ひとしきり踊るとDJブースで回し始めた。

ルークはここのクラブのオーナーと知り合いで

たまにDJをしたりして厚待遇なのだそうだ。

VIPルームやDJブース、

楽屋で他のダンサーやDJと煙。

観光旅行のツアーでは絶対組み込まれない

ルーク式の歓迎が嬉しくて楽しくて

日本語とミッチーの歓迎会を

すっかり忘れるぐらい踊りまくってた。

時刻は0時過ぎ

まだまだ遊び足りずに

はしゃいでる僕にルークが声をかけてきた

「レッツゴ!」

・・・・・・・・。

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